唯一のタワー型サーキュレーターNGT33DC-JPの実力とは?

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 ボルネードタワーサーキュレーターNGT33DC-JP サーキュレーター

「正直ここまでの性能とは!」と最初に感じました。それが今回ご紹介するボルネード タワーサーキュレーター NGT33DC-JPです。

NGT33DC-JPの特徴

■2018年4⽉1⽇にDCモーター搭載モデルとして販売
■ブラシレスDCモーター搭載
■ボルネードのACモデル製品に比べ、最大80%消費電力を削減
■電気代は最⼤でも1.35円
■到達距離26mとパワフル設計
■風が舞い上がらず直進性がとても優秀
■吸引力が優れており空気の循環力も高い
■微風から爆風まで99段階の風量調節が可能
■⾵幅を調整できるバーサフロー技術(最大吹出幅45°)
■背面のカバーをあけて本体内部までお掃除可能
■リモコンが付属(風量調整と電源のオンオフやオフタイマーの操作が可能)
■オフタイマー付き(1時間毎に12時間まで設定可能)
製品登録により、モーター部分の安心の10年保証(通常は5年)

NGT33DC-JPを実際に使ってみた結果は?

おそらく一般に家庭用のタワーファンやタワー型サーキュレーターと言われるものにこれを凌ぐものは、現在日本では他には無いといってもいい。但し余分な機能は一切なし。

今まではタワー型というのは過去の経験から性能というよりは、スタイリッシュなデザイン性やインテリアを重視したものと決めつけていました。

でもそれは嬉しい誤算、使い込んでいくうちに色々とその凄い性能が明らかに・・・。

今回は動画も用意しましたので、ボルネード タワーサーキュレーター NGT33DC-JPの性能をゆっくりとたっぷりと味わって頂けたらと思います。

では早速レビューです!

ボルネード タワーサーキュレーター NGT33DC-JPの使用感について

■最大瞬間風速は「春一番」並み
■上部に風が舞い上がらないしっかりとした直進性
■近くのカーテンをグイグイと引き寄せてしまうほどの吸引力

特筆したいのがこれら3点、全て動画にも収めています。それでは詳しく見ていきましょう。

NGT33DC-JPの最大瞬間風速は「春一番」並み

到達距離26m適応畳数は35畳
■最大瞬間風速8.0m/sを計測
※当ブログでの計測値
1m先でも5.0m/sを計測※当ブログでの計測値

ボルネード公式サイトより

まず公式サイトで見るとNGT33DC-JPの到達距離は26m、適応畳数は35畳これだけでもある程度のサーキュレーターをご存知の方は凄い数値だと分かります。でもそれ以上に凄かったのは瞬間最大風速です。

これは実際に計測した時の様子です。なんと最大瞬間風速が8.0m/sもありました。

つまり最大、秒速8mの風を送り出す力があるということです。通常の形のサーキュレーターでさえ当ブログでの最高値が同じくボルネード社の723DC-JP、の6.8m/sでした。これを軽くオーバーしています。

ちなみに風速8.0m/sとは風の強さを表す気象庁の風力階級によると、風力5の「疾風」に分類されていています。これは強風」と言われる一歩手前の段階です。

春一番はいつふく? なぜふく? 知っておきたい「風」のふしぎ
■引用:春一番はいつふく? なぜふく?知っておきたい「風」のふしぎ

さらに例を挙げるならば、冬から春へと季節が替わるときに吹く南風「春一番」です。これも同じく風速8.0m/s以上と定義されおり、まさにNGT33DC-JP最大瞬間風速は「春一番」並みです。

ひとつ誤解がないように言っておきますが、この数値はあくまでも吹出口付近での計測値です。それでも1m先では5.0m/sを軽く記録しており、その風速は確かなものでした。

さらにNGT33DC-JPの最大瞬間風速や約5m先の風の様子などを次の動画に収めていますので、是非ご覧ください。

NGT33DC-JPの直進性

オフィスでも上部に風が飛ばないので、書類が飛んでいくことが防げる
キッチンでもコンロの火の揺れや立ち消えも防げる
エアコンとの併用で2部屋での使用も可能

NGT33DC-JPの直進性はとても優れており、上記のようなメリットが得られます。まず机の高さがNGT33DC-JPより高ければ風の影響はほんとありません。テレワークされている方やオフィスでの使用にも向いています。

また料理する時も火に風が当たらないので、気にせずに涼しみながら調理を行えるのも嬉しい点です。そして暑い夏に大活躍するのがエアコンとの併用。これは1部屋のみならず、2部屋にも十分冷たい空気を届けてくれます。

また廊下の奥のエアコンの無い部屋へ送風したり、適応畳数が35畳というだけあり、我が家のリビングでも十分その性能は発揮してくれています。

NGT33DC-JPの直進性については、オフィスを想定した検証を上記の動画でサクッと収めてみました。

またNGT33DC-JPは、上部にある丸い部分の操作で風幅が調整可能首振りはありませんが、ワイドスポットに使い分けることができます。

バーサフロー技術

ワイド・・・部屋全体の空気を循環したい時
スポット・・すばやく空気を循環したい時、遠くへ風を届けたい時やスポットで涼みたい時

スポットは先ほどから述べているような強力な風を送りますが、ワイドの風当たりもとてもいい感じです。かなり風量を下げますが、直接風に当たると柔らかな風となりとても心地がいいんです。全身を包み込んでくれる感じでした。

NGT33DC-JPの吸引力

大量の空気を吸い込むことで空気の循環を高める
空気を吸い込む力が強いのでカーテンの近くに置かない方がいい
■壁との十分な距離を取らないと、しっかりとした性能が発揮できない

まずは動画をご覧ください。ここではNGT33DC-JPの吸引力の検証と同時に、置く場所に注意を訴えています。

この動画でNGT33DC-JPの吸引力の強さをお分かり頂けると思いますが、何より置き場所が肝心です。壁との距離を取らないとこのように近くのカーテンを引き寄せてしまうだけでなく、空気の通り道が狭くなり十分な性能が発揮できません。

シーリングファンの効果を最大限に発揮するには、羽根の先端から一番近くの壁まで、約40cm~50cmほどの空間が必要となります。 羽根と壁などの障害物が近すぎると空気の通り道が狭くなってしまい、気流に乱れが生じ、風が効率よく回らなくなってしまうからです。

シーリングファンを吹き抜け天井に設置する際の注意点と失敗しない選び方をプロが指南

これはシーリングファンでの注意点ですが、ボルネードのサーキュレーターに於いても同様のことが言えます。

またこの吸引力を活かす方法もあります。

乾燥に強い着生植物や、葉が細いタイプのストレリチアやサンセベリアなどを。葉が細い植物は日光不足になると徒長しやすいが、送風時にサーキュレーターの背面に引き込まれる風の流れが刺激になって、株が引き締まり、コンパクトに育つ。

ゆるやかな風で室内の観葉植物を元気に美しく!

このようにサーキュレーターの背面に引き込まれる風をうまく活用すれば、植物の種類によっては成長の手助けをすることも可能です。

NGT33DC-JPはタワーサーキュレーターなので、丈のある植物に使うのものいいかもしれません。

■参考:観葉植物の風通しにおすすめ!ボルネードサーキュレーター

それからカーテンの吸い込み防ぐ方法一つ紹介。

これはボルネードを愛用されている知り合いの方に教えてもらいました。このようにマグネットのカーテンタッセルを使用。百均で購入されたようですが、こんな便利なものがあるんだと思うと同時に吸い込みの強さを改めて思い知る一コマでした。

タワーサーキュレーター NGT33DC-JPのスペック

型番 NGT33DC-JP(リモコン付き)
風の到達距離 26m
適用畳数 35畳
ファンの種類 シロッコファン
風速 MAX 8.0m/s ※当ブログ値
吸引力 MAX 3.7m/s ※当ブログ値
風量 12.6m³/分 ~ 2.9m³/分
57db ~ 30db未満
風幅調整 最大45°
風量設定 ターボ ~ 弱まで99段階
消費電力 50W ~ 1W
電気代(1時間) 1.30円 ~ 0.03円
本体寸法(cm) 幅28×奥行28×高さ82
重量 3.6kg
保証期間 10年(製品登録必要)
標準価格 ¥27,500(税込)

今回の計測値も含めてまとめてみました。なおボルネードの風量は米国の”サーキュレーター”の測定基準に基づいた測定値です。残念ながら日本で統一されたサーキュレーターの風量を計る基準がありません。

そのためメーカーによっては扇風機の測定基準を使っているところもあります。その場合サーキュレーターの測定基準より数字が大きくなるので、風量値は参考程度にとどめてください。

サーキュレーター NGT33DC-JPのお手入れ

吸気口カバーは4本のネジで固定されておりプラスドライバーで開ける
■中のシロッコファンは外せないので掃除機を使用
■モーターは潤滑油は不要なタイプ、給油はしなくていい

吸気口カバーは4本のネジで止めあるのでプラスドライバーで開けます。

4か所のネジを緩めたあと、カバー左側軸にして開けるとスムーズです。

このように吸気口カバーが外せます。

吸気口カバーは丸洗いできますが、中のシロッコファンは外せないので掃除機でゴミや埃を吸いだしましょう。

なおモーターは潤滑油の不要なタイプなので給油はしてはダメですよ。

NGT33DC-JPの良くなかったところ

■本体の移動の際に上部のボタン類に触れてしまいやすい

唯一気になったところが上部にあるボタン類と持ち手の位置関係。

持ち運びもこのようにしっかりと窪みがあり移動させやすいのですが、ちょっと移動させたい時に上部のボタン類に触れてしまうことがあります。

反応が良いので不要な操作をしてしまうことがあり、少々慣れが必要かもです。

タワーサーキュレーター NGT33DC-JPのちょっと嬉しいところ

■電源プラグにもともとタイトラキャップが装着されている
リモコンが付属(ボルネードでは珍しいので)

トラッキング火災を防ぐタイトラキャップがこのように既に装着してくれています。タイトラキャップを実際に購入っするとそこそこの値段。安全性を考えると嬉しい配慮です。

■参考:お徳用タイトラキャップ 50個入り(電源プラグ25本分)

そしてリモコン。ボルネードの製品は性能を重視しているので首振りはもちろん、リモコンでさえないのが当たり前です。

■参考:サーキュレーターの首振りは絶対に必要なのか?シーン別に解説します!

ただ適応畳数が大きくなると本体まで操作しに行くのが面倒な時もあります。そこでこのようにリモコンがあるととても便利です。ただ小さいものなので紛失しないようにはしましょう。

補足としてこのリモコンは通常の形のサーキュレーターで唯一付属する6303DC-JPと共通です。使い方も同じでした。

■参考:貴重!リモコン付きボルネードサーキュレーター6303DC-JPをレビュー

タワーサーキュレーター NGT33DC-JPの保証期間について

■ボルネードのDCモーターモデルは10年保証

ボルネードサーキュレーターのDCモータータイプは全て10年保証があります。これは通常5年保証のところ(これでも恩恵は大きいのですが)モーター部分に限りさらに5年延長され、合計10年にも渡るというものです。

心臓部と言えるモーター部分にここまでの手厚い保証、まして首振り機能がないボルネードのサーキュレーター、そういった付加機能で壊れる心配は皆無です。

長く使いたいならほんとボルネードはおすすめです。

最後に

今回の記事はいかがだったでしょうか。店頭であまり見かけないので、もしかして初めてボルネードを知った方もいるかもしれません。

VORNADO(ボルネード)は米国カンザス州ウチィタ郊外にあるアンドーバーに本社があり、扇風機をサーキュレーターに進化させた世界初のメーカーで、1940年代より愛され続けている歴史の長い会社です。

私自身ボルネードのサーキュレーターだけでもこれで8台目ですが、最初に購入して初めて使った時の驚きは今でも鮮明の覚えています。

その風量と到達距離の凄さ。

正直にいうとタワーサーキュレーターはあまり期待していませんでした。昔ととあるメーカーの物を買った時にその頼りない風量と、その後すぐ壊れてしまったという苦い経験があったからです。

でも機会があり試してみたその時、最初に購入した時のあの驚きが一瞬にして蘇ることに。

本当におすすめしたいサーキュレーターがここにあります。是非皆さんも試してみてはどうでしょうか。

NGT33DC-JPの特徴

あとがき

NGT33DC-JPは約2年ぶり(2022年情報)に日本で再販されることになり、それを手がけているのがボルネード・エアー社 ⽇本総代理店 株式会社エヌエフ貿易社。(本社:東京、代表:目時 美帆)
今回「商品を試してみてはどうでしょうか」という嬉しい連絡があり、二つ返事で有難く引き受けさせて頂きました。

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