STRATA-JP(ストラータ)をレビュー!ハイブリッドサーキュレーターの実力とは?

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STRATA-JP(ストラータジェイピー) サーキュレーター

2024年4月19日より、ビックカメラとヨドバシカメラの全国選定店舗で先行販売されたボルネードの新型ハイブリッドサーキュレーター『STRATA-JP(ストラータ)』を入手したので、早速レビューします。

今回は初のアメリカ本国と同時発売で、デザインからも汲み取れるように、日本では今までにない超スリムで、なおかつパワフルなサーキュレーターです。

でも、実際の実力はどうでしょうか?

サーキュレーターを50台以上集めてきた自称サーキュレーターマニアが、厳しめにチェックしてその性能をまとめてみました。

STRATA-JP(ストラータ)とは?

首を振らないサーキュレーターの代名詞と呼べるボルネードが開発した首振りタイプの新商品、サーキュレーターとタワーファンのハイブリッドサーキュレーターがSTRATA-JP(ストラータ)です。

まずはその概要とスペックを紹介します。

STRATA-JP(ストラータ)の概要

STRATA-JP(ストラータ)は、サーキュレーターとタワーファンのハイブリッドサーキュレーターです。

それぞれの良さをフュージョンしたと言えばいいでしょう。

サーキュレーターとタワーファンの2つの使い分けができるのが最大の特徴です。

使い方①:首を振らずにサーキュレーターとして使う

STRATA-JP(ストラータ)は、ボルネードの今までのサーキュレーターのように空気循環器として使えます。

35畳までが適応畳数となっており、広範囲の空間の空気を動かすことができます。

使い方②:首を振ってタワーファンとして使う

STRATA-JP(ストラータ)は、タワーファンのように横に90°、もしくは180°首振りします。

そのため、広範囲にわたって扇風機のような使い方ができます。また、部屋干しにも有効活用できます。

注目ポイント①:独自の高性能の超薄型ブロワーを装備、上昇する空気を送り出す

STRATA-JP(ストラータ)は、独自の送風技術の高性能の超薄型ブロワー(空気を送る装置)を装備しています。

この高性能の超薄型ブロワーは、直進性のある風だけでなく、上昇する空気を送り出します。

通常のタワーファンやサーキュレーターは、ファンが示す部分しか風が届きませんが、さらにその上部まで風を届けることができるようです。

そのため、急速に部屋の温度差を解消することができ、快適な空間作り出すといわれています。

今までにないサーキュレーターといえるでしょう。

最も気になるポイントです。後ほどチェックします!

≫チェック①:上昇する空気の流れを確認する

注目ポイント②:ボルネード最速の風を実現

超薄型ブロワーは、通常のプロペラタイプではありませんが、ボルネード最速の風と謳っています。

ボルネードは45畳に対応するタイプなど、パワフルな循環力があるとして愛用されている方が多く、現在あるサーキュレーターでも十分最速に達しています。

新型のSTRATA-JP(ストラータ)は、それらを超えるのか?

気になります!こちらも後ほどチェックします。

≫チェック②:ボルネード最速の風を確認する

注意ポイント③:超静音設計

STRATA-JP(ストラータ)は、「弱は35㏈、微風は29㏈」という超静音タイプで設計されています。

サーキュレーターは扇風機と異なり、空気循環のために遠く風を届ける必要があります。

そのため送風に空気抵抗で発する音、プロペラの風切り音、強力なモーターの回転音などの要素により、扇風機よりも騒音が出ます。

また、効率良く空気の循環を行うために最初はMAXで運転しますので、なおさらうるさく感じることでしょう。

でも適用畳数内で使う場合、実際に長時間使うのは「強・中・弱」なら「弱」です。

STRATA-JP(ストラータ)はの風量は「ターボ ・ 強 ・中 ・弱 ・ 微風」と5段になっていますので、「弱」以下をメインに使うことになります。

果たして本当に静音なのか?後ほど検証します。

≫チェック③:超静音設計を確認する

付加価値:タッチコントロール&リモコン装備&メモリー機能

STRATA-JP(ストラータ)の付加価値として以下の3点があります。

  • タッチコントロール
  • リモコン装備
  • メモリー機能

これら実際に使ってみた感想をまとめました。

タッチコントロール

軽く触れるだけで操作ができます。実際とてもレスポンスが良く、ストレスなく操作ができました。

ただし、突起がなくスッキリとしていますが、目で確認しないと正しく操作はできません。

リモコン装備

リモコンは安価な赤外線でなく無線リモコンですので、角度を気にせず使用できました。背面からも操作ができてとても使いやすく、反応も悪くないです。

また、マグネット式になっており本体前面に装着できるので、紛失する心配が少なく安心です。

ただし、少し奥まった部分となるので、慣れないうちはリモコンが収めにくく感じるでしょう。

メモリー機能

電源OFF後も風量設定を維持できるメモリー機能ですが、こちらは公式サイトでは記載されていません。

しかしながら実際に使ってみると、前回に調整した風量を記憶しており、メモリー機能が実装されていることがわかりました。

STRATA-JP(ストラータ)のスペック

STRATA-JPのスペックについて、以下にまとめてみました。

メーカー ボルネード
型番 STRATA-JP
カラー ブラック
羽根のサイズ
到達距離
適用畳数 35畳
モーター DCモーター
風量 ターボ 微風
瞬間最大風速※ 9.0m/s 7.8m/s 6.1m/s 4.5m/s 3.4m/s
消費電力(W) 44 28 15 9 6
騒音(db) 53 50 43 35 29
電気代:1時間 1.36円 0.87円 0.47円 0.28円 0.19円
首振り(上下)
首振り(左右) 自動:90°/180°
風量調整 ターボ / 強 / 中 / 弱 / 微風 の5段階
特殊機能
タイマー機能
リモコン
サイズ 幅30.5㎝×奥行30.5㎝×高さ47.0㎝
本体重量 5.1㎏
コードの長さ※ 約1.8m
電圧 100V
保証期間 3年
価格 39,800円

※当サイトの独自調査です。

STRATA-JPは、とてもパワフルで最大35畳を適用畳数としています。ボルネード最速というだけありサーキュレーターとしてのスペックは申し分ないものです。

最大の特徴は、上昇する空気の流れによって壁を伝い、効率良く部屋全体の空気を循環できることです。

結果、急速に部屋の温度差が解消します。

STRATA-JP(ストラータ)の上昇する空気の流れの5つのメリット

STRATA-JPの床から舞い上がる空気の流れには、大きく次のメリットが3つあります。

  1. 壁を伝い急速に部屋の温度差を解消できる
  2. 部屋全体の空気を効率良く循環させるので、直接当らなくても涼を感じることができる
  3. 部屋干しの際に洗濯物の風を向けなくても、風を当てることができる
  4. 夏は床にたまるエアコンの冷気を押し上げて循環するので、より快適に過ごすことができる
  5. 冬は天井にたまるエアコンの暖気を効率良く循環させるので、より暖かく過ごすことができる

こういったメリットがあるので、夏だけでなく一年中使えるサーキュレーターとして活躍します。

上昇する空気の流れのSTRATA-JP(ストラータ)の風をチェック!

では、実際のSTRATA-JPの風をチェックしてみましょう。

でも、上昇する空気の流れとか、舞い上がる空気の流れとか言っても、誰も納得できません。

そのため、検証動画を作成しました。視覚で確認してみてください。

どうでしょうか?

正直、検証するまで私自身もどうなるか不安でした(;^ω^)

動画でのサーキュレーターとターゲットは距離は、高さ約1.7m、距離1.2mですので角度は約54度もあります。

つまり、距離が1.2mの時点でも、水平から約54度まで風が上昇したことが分かります。

通常のサーキュレーターでは、直進性は優れているものの、この距離でここまで上部まで風が届くことはありません。

これは「いまだかつてない」サーキュレーターと言っても過言ではないでしょう。

ボルネード最速のSTRATA-JP(ストラータ)の風速をチェック!

STRATA-JPは、本当にボルネード最速なのか?

これも検証しました。

ボルネードの適用畳数35畳以上のサーキュレーターで、最速を競い合う機種は3つです。

  1. 723DC-JP(〜45畳対応、到達距離30.5m):画像左
  2. 783DC-JP(〜45畳対応、到達距離30.5m):画像右
  3. NGT33DC-JP(タワーファン~35畳対応、到達距離26m):画像右から2番目

ただし1と2の性能は同じものとし、

723DC-JPとNGT33DC-JP、そしてSTRATA-JPで比較します。

723DC-JP

過去記事:最強!爆風!吸引力抜群! サーキュレーター723DC-JPをレビューから引用

NGT33DC-JP

過去記事:唯一のタワー型サーキュレーターNGT33DC-JPの実力とは?から引用

STRATA-JP

結果

機種名 瞬間最大風速
723DC-JP 6.8m/s
NGT33DC-JP 8.0m/s
STRATA-JP 9.0m/s

上記の検証結果から、

STRATA-JPは、ボルネード最速といっていいでしょう。

ただし、風速=風量ではないので、サーキュレーターにおいて、風速が全てではないことを付け加えておきます。

それにしても、STRATA-JPの風を直接浴びると、一瞬息ができないと感じるほどの強風でした。

調静音設計のSTRATA-JP(ストラータ)の騒音をチェック!

図書館の騒音値はおよそ40dbといわれています。STRATA-JPの騒音値は弱で35㏈、微風で29㏈となっています。

検証するには自宅では、周りの音も拾うので正しい結果は困難です。

そのため、環境音込みの騒音値の結果となります。

まず、サーキュレーターを動かさない時の騒音値を計測しました。何もしなくても36dbの騒音値を計測。

微風

微風では、稼働していることも気が付かないレベルでした。

弱では、わずかに聞こえる程度でした。

中では、静かというレベルから少し気になるレベルでした。例えば、町の医院で小さめの待合室に置いてたとしても、差し障りないレベルの騒音です。

ここから一気にレベルアップ、強ではサーキュレーターの存在を感じずにはいられません。10mほど離れても音が十分届きます。

ターボ

ターボはうるさいレベルです。30畳ほどのLDKに置いた場合でも、例え距離を取っても音は響きます。ただし、頭に響くような高音のモーター音よりも、低音の「ザー」という風の音が響くので、不快感は少な目でした。

今回測定した騒音値について

今回は、一番数値の上がる送風口の前で騒音を測定しました。したがって結果はMAXの騒音値となります。ただし、これも環境音込みですので昼と晩では数値は異なります。

あくまでも風量ごとの騒音値の違いとして参考にしてください。また測定位置を変えるだけで数値も大きく異なります。

例として、測定場所を本体上部約10㎝上で計測した場合、ターボでも騒音値は60dbほどの結果となっています。

さらに他社の小型のサーキュレーターと比較した場合、MAXの送風時の騒音値はさほど変わりはありませんでした。

結果

  • 微風、弱の騒音は気にならないレベル。中は少し気になる程度、強、ターボはうるさく感じる
  • ターボは、他社の小型サーキュレーターの風量MAX時と同程度の騒音値

サーキュレーターの使い方として、最初は強風にして空気が循環したら風量を下げます。STRATA-JPでいえば微風か弱でしょう。

そのため、騒音は気にならないといえるでしょう。

STRATA-JPは、発売されたばかりで他の方のレビューはほとんどありません。

ですので、どうしても騒音値が気になる方は、18畳対応タイプの小型のサーキュレーターで確認するのもいいかもしれませんね。

STRATA-JP(ストラータ)のデメリット

STRATA-JPは良いところばかりではありません。以下に気になることをまとめました。

  • プロペラタイプのように分解ができない。
  • 掃除はエアーダスターや掃除機などでの吐き出すか吸い込むかになる
  • 風量レベルが表示されない
  • できれば、風量調整はもっと多段階か無段階であって欲しかった

この中で特に清掃面が気になりました。分解できないので内部の埃や汚れをきっちりと除去できません。

日本人は、やはり綺麗好きの方が多いのですもんね。

STRATA-JP(ストラータ)はこんな方におすすめ!

今回の当サイトで検証結果と実際に使用した上で感じたことも踏まえて、STRATA-JPがおすすめの方をまとめました。

  • 超スマートなスリムタイプのサーキュレーターをお探しの方
  • 素早い換気とパワフルで空気の循環力の高いものお探しの方
  • 直接風に当るのではなく、間接的な自然に近い風を感じたい方
  • 静音性に優れたものをお探しの方
  • 長期保証を希望される方
  • 安価な赤外線でなく、電波式のリモコンでストレスなく操作したい方

以上、このような方におすすめとなっています。

最後に

STRATA-JP(ストラータ)の価格は39,800円です。サーキュレーターにしては結構な金額となり、高級サーキュレーターともいってもいいでしょう。

そんな中、保証期間が3年と安心の長期保証が付いているのは嬉しいところでした。

また、本文では触れていませんが、STRATA-JPは空気の吸い込みが凄かったです。

30㎝はあるでしょうか、この側面から吸って前面の送風口から風を吐き出す仕組みとなっています。

また、空気の循環力がとてもパワフルで、直接風が当たらない真横にいても、壁を伝って風が流れきます。

最後にもう一つ!

リモコンですが、安価な赤外線ではなく電波式ですので、めちゃめちゃ良く電波が届きます。

いちいちサーキュレーターの向けなくても問題ないので、ストレスなく使用ができます。

さて、今回の『STRATA-JP(ストラータ)をレビュー!ハイブリッドサーキュレーターの実力とは?』はいかがだったでしょうか?

高額なサーキュレーターですので、正直最初買おうと迷いました。

ですが、実際に使ってみると空気の循環力や静音性、間接的に届く自然に近い柔らかな風、超スリムなボディーとスタイリッシュなデザインなど、かなり満足感があります。

上昇する空気の流れに驚き、空気循環の新しい時代を切り開いた今までにないそんなサーキュレーターが、STRATA-JP(ストラータ)と言えるのではないでしょうか。

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