サーキュレーターの首振りは絶対に必要なのか?シーン別に解説します!

サーキュレーター

約400台、大型家電量販店や近くのお店などで並んでいるサーキュレーターを見てきました。その中で「首振り機能がない機種」ってどれぐらいあったと思いますか?

答えは「ほんの数台」です。

それぞれのお店には同じ機種もいくつか並んでいたので、正確には申し上げられませんが恐らく10台もなかったでしょう。

これらから圧倒的に需要が少ないと言わざるを得ない「首振り機能がない機種」、これは「首振り機能」が必要だと裏付けするものなのでしょうか?

当ブログでの「サーキュレーターの首振りは絶対に必要か?」という問いの答えは「NO!」です。

でもネットでは「賛否両論」、意見は分かれています。

これはなぜなんでしょうか?

これにはどうやら、サーキュレーターの使用目的に答えが隠されているようです。

今回は、この「サーキュレーターの首振りは必要か?」という問いを、過去20台以上購入してきた筆者が徹底的に深掘りしてまいります。

検討や購入の際に、より自身に合った機種を選択できるようになればと思います。

サーキュレーターの首振りの効果を実感したのは一度だけ!

最初にお話したように現在のサーキュレーターはほとんどが首振り機能付きです。そんな世の中をまるで無視するかのような発言ですが、「サーキュレーターの首振りの効果を実感したのは一度だけ!」です。そのシーンとは衣類の乾燥に使った時でした。

特に冬の部屋干し、我が家では室内物干しワイヤーを使って幅広く洗濯物をリビングで干します。その時は広範囲に自動で首振りをしてくれるサーキュレーターには助けられました。

実際に衣類の乾燥にサーキュレーターを使って乾かしているご家庭ならよく分かると思いますが、風が良く当たっている部分が驚くほど一番に乾きます。

確かに浴室や脱衣室など小さい空間であれば首振りなしでもガンガン風を送ってやれば乾きます。でも洗濯物が多かったり、横に広く干す場合にはやはり首振り機能が有効でした。

このことから「サーキュレーターの首振りは絶対に必要か?」という問いの答えに付け加えるなら、「でもあれば便利」とも言えます。

ではその他サーキュレーターを使うシーンではどうでしょうか?

それぞれのシーンで首振りは必要なのか見ていきましょう。

サーキュレーターが必要となるシーン

生活の中でサーキュレーターが必要となるシーン
  • ただ暑いから涼しみたい
  • お部屋の温度差を解決したい
  • 隣に部屋やロフトなど別に空間に風を送りたい
  • 部屋の空気の入れ替えや換気をしたい
  • 観葉植物のために風通しを良くしたい
  • 衣類を乾燥させるために風を当ててやりたい

大きくサーキュレーターが必要となるシーンを上記にまとめました。その中で首振り機能は必要なのか、いちユーザーの立場で見ていきます。

ただ暑いから涼しみたい

サーキュレーターを使う一番の理由はこれ、暑さ対策ですね。この時使うシーンは二つに分かれます。

①電気代を抑えたいのでエアコンを付けずに使用する。
②エアコンを付けるが、少しでも電気代を抑えたいために使用する。

①と②と共に直接風に当たり場合は首振り機能はあった方がいいでしょう。その理由は多人数の方に対しても有効であることと、風に直接当たり過ぎると皮膚の表面温度が下がることで起きる、冷え性や倦怠感などを抑えることができるからです。

このシーンをメインを使いたいと思っている方は、サーキュレーターよりむしろ扇風機がおすすめです。サーキュレーターは空気循環器と言われており、本来の使用目的とはちょっとズレているようです。

では直接風に当たり場合以外はどうでしょうか。この時が正に本来サーキュレーターの出番です。直接人に風を当てることなく空気循環を行い温度差を解消してくれます。

その際に発生する間接的に揺れるような風はとても心地よいものです。

自身ロフトで日々就寝していますが、下の部屋からサーキュレーターで送られた風がロフトの天井を伝わり循環、その時に生み出される風はほんとそよ風のようで気持ちいいもの。

あまりニーズはないでしょうが、だからこそお伝えしたいサーキュレーターの良さです。この時サーキュレーターの首振り機能は一切使うことはありません。

答え

■直接風に当たりたい方・・・首振り機能はあった方が便利(扇風機がおすすめ)
■間接的に当たり方・・・首振り機能はいらない

本来のサーキュレーターの役目についてはこちらをご覧ください。
参考に筆者の愛用、パワフルサーキュレーターはこれ

部屋の温暖差を解決したい

この「部屋の温暖差を解決したい」、これが本来のサーキュレーターの役目。先ほどの章でもお伝えしたように、この時は空気の循環力が物をいいます。

これには風量はもちろん、直進性風の質吸引力も大事。

中でも風の質はメーカーよってはトルネードやスパイラルと言われ、周りの空気を取り込みために羽根のにも工夫が施されています。風質においては台風や竜巻を想像すると分かりやすいかもしれません。

画面左ボルネード・画面右ウェザーニューズより

竜巻状の風を作り出すことにより、効率よく周りの空気を取り込んでくれます。その時に首を振ってしまうと近くの空気だけがゆらされ、循環されなくなります。一定方向への送風が一番効率のいい方法です。

このように部屋の温暖差を解決する際に必要なのは首振り機能より、本来のサーキュレーターとしての性能が大事だということです。

参考に吸引力については次のようなショート動画での実験を参考にしてみてください。

答え

■部屋の温暖差を解決したい場合・・・首振り機能はいらない。

隣などふた部屋やロフトに風を送りたい

このシーンは夏冬に限らずサーキュレーターを購入する際の動機として、特に多いものではないでしょうか?でもこれにはエアコンが欠かせない存在。

そしてサーキュレーターの求められるものは、主に①直進性②風量です。首振り機能は全く必要ありません。

サーキュレーターアイより

直進性において、ここで一つ商品を紹介するなら「サーキュレーターアイシリーズ」がおすすめです。このシリーズが登場して以来、アイリスオーヤマのサーキュレーターには風の到達距離が表示されるようになりました。これはメーカーさんの自信の表れのように思えます。

実はこのシリーズの前の機種も持っていますが、そこには驚くほどの進化を感じることに・・・。

それが風の直進性、隣などふた部屋やロフトに風を送りたいならまずこの直進性が大事です。

サーキュレーターアイについては実に色々なタイプやカラーが販売されており、正直何を選ぶべきか悩んでしまいます。そして多機能であり汎用性も高いのも特徴です。

もしお悩みになるようでしたら次の記事が参考になります。

さて、②風量は更に大量の風を隣の部屋などに送ってくれる重要なポイントですが、次の章とも関わるのあることなのでこの後でお伝えします。

答え

■隣などふた部屋やロフトに風を送りたい場合・・・首振り機能はいらない。

部屋の空気の入れ替えや換気をしたい

これは先ほどのお章とも繋がるお話ですが、やはりここでも大事なのは直進性風量です。首振り機能は全く必要ありません。

部屋の空気の入れ替えや換気をしたいなら、排出したい方向にサーキュレーターを向けることが最重要です。

これはおうちで焼肉をした時にモクモクと立ち上がった煙の様子です。一気に焼き過ぎてこのような状態になってしまいました。数分ほど肉を焼くのを止めて換気に専念。

その時の換気方法がこれです。「首振りなしで一方向に排出し素早く換気」

キッチンの換気扇に向けて、風量の多いサーキュレーターで換気。大量の風のおかげでほんの数分で煙は排出することになります。

この時に使用したサーキュレーターとは、業界トップクラスの風量を誇るボルネード。首振り機能は一切なく空気の循環力や換気、排気を突き詰めた高い性能が特徴です。

このように部屋の空気の入れ替えや換気には直進性だけなく風量がなくてはなりません。首飾り機能はなくても大丈夫です。

答え

■部屋の空気の入れ替えや換気をしたい場合・・・首振り機能はいらない。

焼肉の際に使用したボルネードサーキュレーターはこちらです

観葉植物の風通しを良くしたい

観葉植物の成長には換気や風通しが必要だということは広く知られています。その手段としてサーキュレーターをお使いになっている方も多いはず。換気についてはすでにお伝えした通りですが、風通しには注意が必要です。それは観葉植物当て過ぎないことです。

ある実験で風速2m/sまでなら観葉植物(ポトス)に水の吸い上げ量が、風速が増すほど増加し、風速が強すぎると反対に成長を妨げるという結果があります。

また別の実験でキュウリの葉を用いて行った光合成において、風速が0.5m/sから0.6m/sの時にMAXとなり、その後緩やかに下降するという結果もあります。

こういったことからサーキュレーターの首振り機能というよりも、観葉植物に直接当てるなら距離取って風量を調整するか、循環する空気によって穏やかな風を送ることの方が重要といえます。

外部参考記事:機械的刺激が植物の成長に及ぼす影響 
外部参考記事:風速と光合成に関する研究

答え

■観葉植物の風通しを良くしたい場合・・・首振り機能はあまり関係がない

衣類を乾燥させるために風を当ててやりたい

すでに冒頭でもお伝えしましたが、サーキュレーターの首振り機能を使うことによって、さらに広範囲に渡って洗濯物を早く乾かしてあげることができます。

でも洗濯物の乾燥に重要なのはまずは気温と湿度

以前、真冬に浴室でジーンズがサーキュレーターだけで乾くのかと気になって実験したことがあります。結果は完全には乾かなくてお蔵入り、「風」は最適な「気温と湿度」があってこそ活かされることをお忘れなく。

ただ、最適な「気温と湿度」があれば浴室や脱衣室など小さいスペースでも、首振り機能がなくても風量だけで洗濯物は十分に乾きます。

サーキュレーターの首振り機能は必要というより、「あれば便利」と言えます。

ちなみに洗濯物を干す際に役立つアイテムやコツなどは下記の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。

答え

■衣類を乾燥させるために風を当ててやりたい場合・・・首振り機能があれば便利

最後に

今回の記事「サーキュレーターの首振りは絶対に必要なのか?」はいかがだったでしょうか?

確かに機能充実はユーザーには嬉しいものです。反面、それだけ構造が複雑になってくると故障の原因にもなります。

その中で首振り機能の不具合でよく見るのが「カタカタと音がする」というコメント。ネットで一度は見たことある方は多いのはないでしょうか。サーキュレーターを選ぶ際に慎重になってしまいますね。

また多機能であるがゆえコストもアップします。

ゆえに首振り機能も必要かどうかしっかりと見定める必要があります。

下記に表を記載しましたので、サーキュレーターの首振り機能が自身にとって本当に必要かどうかの目安にしてみて下さい。

サーキュレーターの使用シーン首振りの必要性備考
直接風に当たりたい扇風機がおすすめ
間接的に風に当たりたい× 
部屋の温暖差を解決したい× 
隣などふた部屋やロフトに風を送りたい× 
部屋の空気の入れ替えや換気をしたい× 
観葉植物の風通しを良くしたいあまり関係がない
衣類を乾燥させるために風を当ててやりたいあれば便利

判断後にあまり使わないかも・・・と思われた方は数少ない「首振り機能なし」だけど、デザイン性と超静音性が光る無印良品のサーキュレーターがおすすめです。

そしてさらに高性能で、最長10年保証も備えたボルネードがおすすめです。

最新のレビュー記事ならこちらを

でもやっぱり首振り機能は欲しいと言う方は、今年も人気№1の「サーキュレーターアイシリーズ」が鉄板です!

最後にお選びする際に種類が多くて悩んでしまうのは当然ですね。そんな方に少しでも今回の記事がお役に立てれば幸いです。

1年中活躍するサーキュレーターですので、長きにわたり良き付き合いとなりますように。

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