「不織布マスク10回は洗えます」という記事を発見!
こんにちは、Gassyuです。
先日(4月19日)にYahoo!ニュースでこんな記事の見出しがありました。

えっ!
洗ってもいいの!?
と驚きと安堵が全身に流れました。
個人的には既に洗濯をせっせと実践していました。
その記事の時点でもう5回も同じマスクを洗濯して再利用!
そろそろお別れする潮時かなぁと思っていた矢先でした。
家に少しは使い捨てマスクはありますが、
それほど多くないので私個人の分は再利用して、
家に在庫のある分は家族用としてほぼ手を付けずにいました。
そんな私やあなたやそしてマスクが不足している方に朗報です!!
YouTubeにマスク10回洗える記事をアップしましたよ
YouTubeにて記事の内容と共に
不織布マスクの洗い方を動画にして作成しました。ご覧になって下さい。
さて当ブログでは
まずは結論を
ウイルスを捕集する効率が新品では90%のマスクで検証した結果、洗濯後には70%に落ちますが
その後70%以上を複数回洗濯しても維持するみたいです!
追記、
当初記事作成時には実際に使い捨てマスク(不織布)を10回洗えていなかったので記事を載せることが出来ませんでしたが、
ようやく洗い終えたのでそちらの結果を追記しました。
実際に10回洗うとどうなるかを検証しておりますので、是非参考にして下さい。
yahooニュース!に掲載、スポーツ報知から朗報!
今マスクは世界中で必要とされてます。
コロナウイルスが世界各地で猛威をふるっており、
いつ終わるとも分からない見えない敵との闘いが人々を疲弊させてます。
その見えない敵(コロナウイルス)に対して、
感染を防止する上で必要と重く受けとめられているのがマスクです。
今までマスク文化のあまりなかった地域や国にも需要の波は押し寄せ、
今ではとても十分な供給が追い付かない状況です。
布マスク、不織布マスクともに価格の高騰が常態化、
少々高くても購入に踏みきるしかない状態になっています。
そんな中その貴重なマスクにおいて不織布マスクが
「洗濯して再利用はできないの?」との問いが多くみられ
メディアやネットなどの記事では
「使い捨てを大前提として製造しているため、推奨できない」
とのような意見ばっかりでした。
ところが
4月19日のyahooニュース!にスポーツ報知の記事が掲載されました。
技術士(繊維部門)の国家資格を持つ奥恭行氏の意見
この記事は
製紙会社で約30年、不織布の研究に携わり、技術士(繊維部門)の国家資格を持つ奥恭行氏の意見をまとめたものです。
以下にその内容をまとめました。
- 不織布マスクは3層素材が主流で、中央の細繊維が帯電しウイルスを捕集する。
- この効果は水、特に洗剤やアルコールに接することで効果が減少するので初期性能を保証できない
と言及した上で
- 使い捨てマスクなので洗えば当然、初期性能は落ちますが、不織布マスクは洗濯して使い回せる
- 奥氏の実験では、新品で90%以上の捕集効率をうたうマスクを洗濯すると、効率は70%に落ちたが、70%より効率は低下はしなかった。
- 一方で布マスクの捕集効率の実験結果は20~40%。対ウイルス効果を重視するなら、洗った不織布マスクの方がベターかもしれない
とあります!
更にマスクの洗濯のポイントなどに触れてます。
- 洗濯のポイントは「優しく洗う」ことです。
- 不織布を破壊するような強い力でなければ、手洗い(毛糸のセーターのもみ洗い)できます。洗濯機は言語道断です
- 洗剤は除菌作用のあるものを使うのがおすすめ
- 洗濯後は、つるして乾燥させれば10回は使えるという。
- この洗濯法は「アベノマスク」にも有効
- 布なら100回は洗える。飛沫(ひまつ)を防ぐだけならガーゼマスクで十分。不織布マスクは毛羽立ち気味になるが、布はなりにくい、と布マスクの有用性も
こういった意見が、ちゃんとした立場の方から欲しかったんです。
確かに今までのメディア、ネットに言われていた通り、
「使い捨てを大前提として製造しているため、推奨できない」
という事ももちろん正しい訳ですが、
このように検証を交えて
不織布マスクの洗濯後の性能を伝えてくれる事により
その性能に疑心暗鬼になりつつも再利用していたマスクに
理解と納得を持って自己責任を基に使用できるわけです。
使い捨てマスク(不織布)を10回洗うとこんな感じ・・・。

追記です。
記事を作成した時点ではまだ実際に10回も使い捨てマスク(不織布)を洗っていなかったので画像をアップできませんでしたが、
ようやく10回マスクを洗い終わったので記事の追加をしました。

上の画像が実際私が実践した結果です。
さすがに10回も洗うと型崩れが・・・。
でも使用するには問題はありませんでした。
この画像は上が10回洗ったもの、下が新品のマスクです。
仕事前に急いで撮影したため新品と向きがあっていませんが、おまけに影も(>_<)
使用感としては新品より多少スース―と空気が流れる感じがします。
これが70%低下かとか思いながら・・・。
光に透かしてみるとやはり透け方に違いがあります。
結果、
使い捨てマスク(不織布)は10回ほど洗えるが、やはりその機能の低下は否めないと感じました。
でも今回の奥恭行氏の実験結果でその低下は、
新品で90%以上の捕集効率のマスクを洗濯すると、効率は70%に落ちますが、
緊急事態下では使用もありではないでしょうか。
最後になりましたが・・・。
ちなみにこの記事は
スポーツ報知の「増田 寛」記者が書かれたものです。
マスクがとても重要になりとても必要とされている状況化において
このような記事はとても助かります。
最後に
検証実験してくださった
奥恭行様
記事の作成をしてくださった
増田 寛様
に感謝の気持ちを
「ありがとうございました。」
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